保護ねこ ぎんちゃんが永眠しました

ぎんちゃんが亡くなりました。
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里親様募集記事にも使っていたお気に入りの写真

あまりに突然のことで、現実を受け入れられず混乱と悲しみが半々です。
保護部屋のドアを開けると、巨体に似合わない可愛い声で「ナン♪ナ〜ン♪」と歌ってくれたぎんちゃん。
正確な年齢はわかりませんが、どんなに多く見積もっても5〜6歳。
我が家で暮らし始めてまだ1年1ヶ月しか経っていません。
まだまだこれから楽しいことが沢山あったはず。
もっと皆と過ごしたかったでしょう、美味しいものを沢山食べたかったでしょう…
こんな若さで…さぞ無念だったと思います。ぎんちゃんが可哀想でなりません。

くるみちゃん・きなこちゃん そして デカミルクのトライアル開始を近日中に予定していて、
ご報告したいことが沢山出てくると思うのですが…しばらくブログ更新をお休みします。
今は、ちょっとその余裕が無さそうです。

7月27日22時過ぎ。
保護部屋に入ると、ぎんちゃんがフローリングの上で仰向けに寝転がっていました。
「お腹見せちゃってぎんぎんは可愛いなぁ〜!もう!」なんて呑気に思いました。
だって、ついさっき、大喜びで「たまにもらえるオヤツ=缶詰」を食べて、
尻尾をご機嫌にフリフリしていた子が
10数分後には亡くなっているなんて、私の理解を超えていたんです。
微笑ましい気持ちでぎんちゃんを見つめて、次第に異変に気付きます。
「なんで起きないんだろ?…なんかナゴナゴ達の様子ヘン?あれ…お腹が動いてないような…」
ぎんちゃんの顔をよくみると、瞳孔が開いて、ほんの少しだけ開いた口から舌の先が出ていました。
思わず叫んでしまっていたようで、私の悲鳴を聞いて夫が駆けつけました。
ぎんちゃん!!夫も叫びながらぎんちゃんを抱き抱え、心臓マッサージやら人工呼吸やらを試みますが、
ぎんちゃんは力なく揺らされているだけで。
もうやめたげて…もう死んでる…なんで?なんで?
私はそれしか言えなくて。

前日も当日も、本当にいつもと変わらない様子でした。
食欲はありすぎる程あったし。ナデナデしたら大音量ゴロゴロで寝転がってお腹を見せてくれたし…
吐いたり下痢したりもなかった。
いつも通りの、可愛いご機嫌ぎんぎんでした。

本当は体調を崩していたのに気付けなかったのか?
持病らしい持病と言えば膀胱炎だけど…
でも、暖かくなってからは全く再発せず、どうやら、冬の季節だけだったみたいだなと思っていた矢先。
人間が気付けるレベルの異変はなかった。断言はできないけど、そう思う。

かなり悩んだ末、いつも診ていただいている病院で、死因を調べてもらうことにしました。
多分、老衰や明らかな病死なら、こんなことは考えもしなかったでしょう。
でも、本当に原因がわからなくて。
原因がわかったところでぎんちゃんは帰ってこない。
それはわかっていても…
ぎんちゃんの身体に何が起こったのか、どうしてこんな早くに死ななければならなかったのか。せめて理由が知りたかった。
例えば、私たちのお世話に問題があったとか、何らかの疾患を見過ごしていたなら…
『私たちがきちんとしていたら、ぎんちゃんの死は防げたんだろうか?』
『あんなに元気だったぎんちゃんが亡くなってしまうなら、明日、また別の子が突然亡くなっても不思議じゃない。
原因を知っておかないといけない気がする。』
亡くなった愛猫の身体にメスを入れるなんて…という考えも勿論ありましたが…
まだ沢山の命を預かっている以上、知る必要があると思いました。


病理検査の結果、調べていただいた限り、ぎんちゃんの身体は健康そのもので、どこにも異常はありませんでした。

心臓は形も色もきれいで、サイズも異常がなく、フィラリアも寄生していなかった。
猫の突然死でまず疑われる急性心不全、フィラリア症、血栓…の可能性はない又は低い。

喉にも異常なし。
吐き戻したご飯が気管に入って…という可能性もない。

念のため、調べてもらったお腹でも、異常は見当たらず。
腹水なし、腎臓、肝臓、その他の臓器もきれいでした。
特に心配だった腎臓には石もなく、何の異常もなくて。
やっぱりあれは一過性の膀胱炎で、腎不全などではなかった。

残された可能性は脳。先生に調べてもらうことは可能でしたが、
「それはやめよう。可愛いお顔はそのまま旅立たせてあげたい」夫の意見に、
私もそう思い、調べてもらうことはやめました。

先生は色々な可能性を教えて下さいました。
・脳に何かが起こった
・ひきつけ?発作などによるショック死
・先天的に脳に何かを抱えていた可能性も考えられる
・非常に可能性は低いがFIPドライタイプの痙攣などによるショック死
(それまで全く症状が出ていないので、最初の最初で重く出た?)
何れにせよ、飼い主さんが事前に気付けた可能性は、ほぼない。
先生の言葉で、自分達を責める気持ちが少しだけ減りました。
減ったところで、ぎんちゃんは帰ってこないけれど…ぎんちゃんを失った悲しみは消えないけど…

結局、今もぎんちゃんの命を奪った原因は不明のままです。
どうしてぎんちゃんが死ななければならなかったんでしょうか。
せめてその理由を知りたかったけど、それも叶いませんでした。

ぎんちゃん
穏やかで本当にびっくりするくらい優しい子でした。
たくさんの猫たちが我が家に仲間入りしては卒業していきましたが、
ぎんちゃんはその誰のこともいじめたり、威嚇したりしませんでした。
ナゴナゴ・ごま・もも ルームメイト達から物凄く愛された人気者でした。
特にナゴナゴとは実の兄弟のように仲良く、くっついて眠る二人の姿は、見ている私まで胸がいっぱいになる程、幸福感に溢れていました。

だから、ぎんちゃんの一生が不幸だったとは思いません。
あまりにも短くて、のら猫時代は苦労が多い猫生だったとは思うけど…
保護されてからは、3食昼寝付きの室内暮らしを楽しんでくれていたと思いたいです。幸せな瞬間も沢山あった猫生だったはず…
少なくとも、私たちはぎんちゃんと暮らせて幸せでした。
恐がりで、ビビりで、食いしん坊で、お茶目な一面もあって。
ぎんちゃんのことが大好きでした。本当にすごくすごく可愛い子だった。大事な家族だったのに。

昨日お葬式を行って、ぎんちゃんはお骨になりました。
大きくて、あんなに立派だったぎんちゃんの身体が随分小さく、軽くなってしまいました。

お葬式をしてしまう前日、
最期に、ぎんちゃんがかつて暮らしていた空き地や、その周りをぎんちゃんと夫と散歩しました。
だだっ広い空き地だった場所に老人ホームが建ち、随分景色が変わっていて、
ぎんちゃん、きっと目を丸くしていたんじゃないかな。
ぎんちゃんと初めて出会った場所でも沢山お話しました。

今まで、猫の神様はいると思っていたけど、
本当はいないのかもしれません。だって、こんなに良い子のぎんちゃんが
こんなに若く、しかも突然命を奪われるなんてどう考えてもおかしい…
今でも信じられない、悔しい。


ぎんちゃん、我が家に来てくれてありがとう。
助けてあげられなくてごめんなさい。
ぎんちゃんがいなくなってしまって、2人ともずっと泣いてるよ。
ナゴナゴ達もすごく寂しそうだよ。


最後になりましたが、
ぎんちゃん可愛いと言って下さった皆様、ブログを見て下さる皆様、ありがとうございました。
また落ち着いたら、ボチボチ更新しますので、良ければのぞいて下さいね。
ありがとうございました。



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by nekonekofu | 2014-07-30 10:47 | 保護ねこ | Comments(12)
Commented by futari-to-nihiki at 2014-07-30 19:55
初めまして、“ごまめ“と申します。
少し前から、実はこちらに遊びに来ていました。
(勝手にリンク頂いてました、ごめんなさい)
いつも読み逃げで、そのうちご挨拶をと思っていたのに
はじめてのコメントがこんなかたちになるとは・・・
うちにも3匹の猫と1匹の犬がいます。
ぎんちゃんは、そのうちのやんちゃ猫にちょっと似ていて
とても親近感を持っていました。
この子も捨てられていたところを保護して
以来大切な家族の一員です。
まさか・・・と信じられない思いです。
どうかどうか、ご自分を責められませんように!
たくさんの猫を保護する、誰にでもできることでは
ありません。ぎんちゃんはとてもとてもお二人に
感謝していると思います。
幸せな最後だったと思います。
お気持ちを思うと胸が締め付けられます。
ぎんちゃんのために、たくさん泣いてあげてくださいね。
亡くなった家族に思いを馳せて泣くことは、
一番の供養だと私は思っています。
気持ちが落ち着かれて、また更新したいと思われたら
今度はち読み逃げせずにちゃんとコメントさせていただきますね。
心を大切にして、子猫たちの幸せな未来のためにも
頑張ってくださいね。
Commented by 七福猫 at 2014-07-30 21:17 x
ぎんちゃんの魂が安らかに旅立たれますよう、お祈り申し上げます。

あまりに急なことで、ねこねこ夫婦様のお嘆きもさぞやとお察しします。

いつもブログを開くとTOP第二固定で最初にど~んと出てきたぎんちゃんにも、もう会えないのですね・・・。

お悲しみの中で剖検された、ねこねこ夫婦様はご立派です。
せめて他の猫さんたちを守っていく上で、なにか知っておくべきことがあれば・・ということですね。ぎんちゃんの死を無駄にしないことは何よりの供養と思います。

保護をされている方々のブログを拝見していると、猫さんの様々な死を知らされます。行き倒れで保護され、治療の甲斐なく亡くなる猫さん・・最後までゴロゴロのどを鳴らして・・道の真ん中で無残にも幾重に引かれて亡くなっていた子猫さん・・ただ弔うのみ、など。

保護猫さんは遺棄されていますから、いずれも辛酸はなめていますが、それでも最後に少しは安らいで楽しむ時間があったなら、それは幸せだったのではないでしょうか。幸不幸は本猫さんが決めることですが。

ただ瞑目して今生の別れを告げるのみです。
Commented by ココチキの母 at 2014-08-01 09:11 x
おはようございます。
しばらく、新しい記事の更新がないなぁと寂しく思ってた今、通勤電車内で思わず声が出ました。
びっくりして心臓がバクバクしています

ぎんちゃん、私も大ファンだったんですよ。大きな身体と優しい性格のギャップがとても可愛くて…

こんな風に亡くなる事があるなんて信じられません。ほんとに怖いです。今すぐ家に帰りたい気分です。

優しいねこねこ夫妻様にこんな仕打ちするなんて、本当に猫の神様は何をしてるのか??
短い時間だったけれど、大きな愛情一杯受けたぎんちゃん、幸せだったことは間違いありません。
涙と鼻水が止まらないので、これ以上書けませんが、どうかお身体ご自愛下さい。
Commented by ポテ at 2014-08-02 16:22 x
写真を見てるだけでも可愛らしさが伝わってきていたぎんちゃん。
とても残念です。
ゆったりと大らかで、優しいぎんちゃん。
まだ若く健康なのに理由も分からず死んでしまうなんて、本当に残念でなりません。
ぎんちゃんの冥福を祈ります。

突然の不幸に、悲しみに沈んでおられるお二人に、何の慰めにもならないと思いますが、
ぎんちゃんはつらい野良時代の後で、優しい良い方達に引き取られ、安心できる住まいで暮らし、おいしいものを食べさせてもらい愛情を受け、お世話してもらった、短い猫生ながらも最後は幸せな心安らぐ時間であったと思います。
今は、ただただおつらいでしょうが、あまりご自身を責められることがないよう願います。

わたしも以前、飼い猫の突然死を経験しました。
目の前で一声大きな声で鳴いた後、その場に倒れ、そのまま死んでしまいました。
長く悲しみと後悔に苛まれましたが、今はどんなにきちんと世話をしていても、こういう不幸は訪れるのだなと、諦めと共に思うようになりました。

良い先生に死因まで調べてもらったお二人です。できることは生前から死後までされています。
あまり考え込まれず、ご自身を責めず、どうかご自愛ください。
Commented by nekonekofu at 2014-08-04 11:34
皆様、暖かいコメントをありがとうございます。何度も何度も読ませていただきました。まとめてのお返事で申し訳ありません。
沢山の方がぎんちゃんのために悲しんで下さり、泣いて下さり…何より、ぎんちゃんという名の猫がこの世で生きたこと、その優しさで沢山の猫と我々を幸せにしてくれたことを知って下さって嬉しく思います。

おかげさまでぎんちゃんの初七日が過ぎました。ぎんちゃんのいない保護部屋にはいつまでも慣れることはできませんが、人間二人は何とか元気です。

と言うのも、色々あって、ぎんちゃんが逝ってからというもの、ゆっくり悲しみに浸る間がない程、猫関係で忙殺されておりまして…(^◇^;)
トライアルに出発した猫、空き地から新たに保護した猫、保護に挑戦中の猫など…(落ち着いたらまた報告しますね)

優しかったぎんちゃん。きっと、人間が落ち込み過ぎないよう、粋な計らいで、私達を忙しくしてくれている気がします。
今は、猫達のために頑張ることが、ぎんちゃんの供養になると信じて、とりあえず頑張っています(`_´)ゞ

皆様、本当にありがとうございました。
また、直接メールを下さった里親の皆様もありがとうございました。
Commented at 2014-08-06 07:38 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by nekonekofu at 2014-08-09 18:49
ねこ6さん

お優しいコメントをありがとうございます。

ぎんちゃんが亡くなる10分程前に、主人がカリカリと猫缶をあげました。私があげる時はダイエットのため規定量だけなのですが、その時の主人はコッソリ多めにあげたそうです。ぎんちゃんは沢山食べられてとっても満足気にしていたと。
食いしん坊で「ご飯ちょーだい♪もっとちょーだい♪」といつもアピールしていたぎんちゃん。最期にお腹いっぱい食べて幸せな気持ちになってくれたことが救いです。
猫達と毎日一緒に暮らせることは当たり前なんかじゃないとぎんちゃんがいなくなるまで気付けませんでした。

みゅーちゃんとの思い出を教えて下さって、ありがとうございました。
また里親会にも参加させていただきます。今後ともよろしくお願い申し上げます。
Commented at 2014-08-18 23:27 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by nekonekofu at 2014-08-23 11:34
okoさん

お優しいコメントをありがとうございました。お返事が遅くなってしまい、申し訳ありません。

ぎんちゃん、okoさんの先代ちゃんと天国で仲良くしてもらっていると思います( ´ ▽ ` )
花より団子だったぎんちゃん。棺にはお花ではなく、これでもか!ってぐらいのご飯を入れて見送りました。きっと一人では食べきれなくて、先輩方に「手土産です、どーぞー♪」とわけてあげてるんじゃないかな〜。

優しくて本当に良い子でした。
天国でもマイペースに穏やかに暮らしてくれていることを祈るばかりです。
Commented at 2014-08-25 21:37 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by nekonekofu at 2014-08-27 16:30
はむすた〜さん

コメントありがとうございます。里親会お疲れさまでした!

グレースちゃんは、わが家から卒業した「ムー太郎(現・むー)」に似ています( ´ ▽ ` )ビビりな性格で、お家探しに少し時間はかかりましたが、最高の里親様に巡り会い、今では幸せいっぱいに暮らしています。
グレースちゃんのお家猫修行影ながら応援しています♪頑張れ〜!グレースちゃん(*^^*)
Commented by nekonekofu at 2014-09-05 02:19
猫キックさん
こんばんは、お優しいコメントありがとうございます。
お陰様でぎんちゃんの月命日を終えました。四十九日ももうすぐ…まだそれだけしか経っていないのか…もうずっと会っていない気がするなぁと驚いています。

なお、コメント内に地名がありましたので申し訳ありませんが、非表示にさせていただきました。(捨て猫被害などが起こらないよう、一応インターネット上では居住地等に繋がる情報は伏せています)お気を悪くされましたら申し訳ございません。

励まして下さって嬉しかったです!ありがとうございました(*^^*)
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